第19代 マルタン・グレゴリウス Martin Gregorius

略歴

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任期:2017年9月~2018年8月

1991年、ポーランド生まれ。グダニスク・スタニスラフ・モニューシュコ音楽アカデミー、デトモルト音楽大学、およびパリ国立高等音楽院、リヨン国立高等音楽院でオルガン、即興演奏、音楽理論、作曲、宗教音楽を学び、ミシェル・ブヴァール、ティエリー・エスケシュ、フランソワ・エスピナス、ファッサン・ラスロ、オリヴィエ・ラトリーらに師事。2017年、ポズナンのイグナツィ・ヤン・パデレフスキ国立音楽アカデミーにてオルガン演奏の博士号を取得。

コンサートオルガニストとして、ヨーロッパ、米国、アジア各地の国際オルガンフェスティバルで定期的に演奏を披露。エアフルト、ルクセンブルク、マクデブルク、マインツ、ミュンヘン、パーダーボルンの大聖堂、アトランティックシティのボードウォーク・ホール、グダニスクのポーランド・バルト・フィルハーモニックといった、各地の主要な会場で数多くのリサイタルに出演。

2016年、シュレーグル国際オルガン即興コンクール第1位、同年第6回ヴェストファーレンインプロコンクール第1位及び観客賞ほか、ドイツ、イタリア、ルクセンブルク、ポーランドをはじめとするヨーロッパ各国のコンクールで優秀な成績を収めている。またこれまでに、ポーランド首相やポーランド文化省、アルフレッド・トプファー財団(ドイツ)、artNoble賞といった数々の団体から奨学金を授与される。

ヨーロッパに帰国後、2018年から21年にギュータースローのセント・パンクラス教会で音楽のディレクターとオルガニストを務める。20年にはレーゲンスブルク音楽大学で、23年にはミュンヘン音楽演劇大学でオルガンと即興の分野で准教授に就任。21年11月からは、シュトラウビングの聖ヤコブ教会で、音楽のディレクターとオルガニストを務める。

札幌市民へのメッセージ

札幌市民の皆様へ
私がKitaraのオルガニストとして赴任してから既に長い年月が経ちました。時間が経つのは早いものですが、札幌での思い出は今でも鮮明に覚えています。この美しい街で、興味深く素敵な人にたくさん出会い、豊かな日本の文化・伝統に触れながら、とても素晴らしい時間を過ごしました。また近いうちに皆さんにお会いして、もう一度オルガンの演奏ができることを願っています!