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1月27日(日)ベルチャ弦楽四重奏団インタビュー

2019年1月27日(日)の公演に出演するベルチャ弦楽四重奏団のインタビューをお届けします。

1、札幌公演のプログラムについて教えてください。 

今回の札幌公演のプログラムでは、偉大な3人の作曲家が晩年に遺した弦楽四重奏の作品をお贈りします。この対照的な3曲は、それぞれの作曲家の集大成であり、最も円熟した作品です。モーツァルトの「弦楽四重奏曲 第22番 変ロ長調『プロシャ王 第2番』K.589」は創造性が輝く作品で、バルトークの「弦楽四重奏曲 第6番 BB119 Sz114」は苦悩と郷愁にあふれています。そして、メンデルスゾーンの「弦楽四重奏曲 第6番 へ短調 op.80」は暗さと不安に満ちた作品になっています

2、ベルチャ弦楽四重奏団の魅力「自由な解釈」とは? 

私たちが演奏するレパートリー全てに言えることですが、まず何より、できる限り作曲家の意図に近づこうとします。しかし、楽譜に忠実であるためには、ほかにも多くの要素が必要です。例えば、作曲家の音楽的な言語や文化的背景、様式を十分理解すること、そして、演奏する私たち自身の個性と気質を音楽に通わせることも同様に重要です。こういったさまざまな要素のバランスを取ることは、決して簡単ではありません。音楽への解釈は、演奏を重ね、時間を経ることで変わってきます。しかも、解釈には限りがなく、絶えず発展し続けて、私たちの演奏を生き生きと新鮮なものにしてくれます。このような過程が音楽の美しさを引き出すのだと思います。

3、現代作品、その初演に対しても積極的に活動されていますが、多様なレパートリーに対する考えをお聞かせください。 

弦楽四重奏の作品は、約250年間に渡って数えきれないほど作曲されてきました。また、18世紀後半から、ほぼすべての偉大な作曲家にとって、弦楽四重奏曲を書くことは重要な挑戦となってきました。そして今日もなお、作曲家は新しい表現を求めてこの弦楽四重奏というジャンルを研究しています。このことは、私たちの演奏家の多くにとっても、弦楽四重奏の作曲に対し明るい未来を築いていくという意味でとても大切なことです。作曲家はしばしば演奏家から刺激やインスピレーションを受けます。私たちも、トーマス・ラルヒャーやジョセフ・フィブスといった作曲家たちの作品の世界初演を行う時はわくわくしますし、彼らの音楽は私たちにとって大切なものです。

4、今後どのような活動に力を入れていきたいですか? 

私たちの次の計画では、ベートーヴェンの弦楽四重奏全曲演奏に回帰する予定です。世界中のたくさんの都市で演奏したいと考えています。もちろん札幌も含めて!ベートーヴェンの弦楽四重奏曲は、私たちが乗り出す旅の中でも、もっとも壮大な音楽の旅です。1年かけてそれらに集中することができるのは、本当にわくわくする体験です。これらの作品は以前に一度演奏したことがありますが、その時の経験は私たちのキャリアの中で、もっとも創造的で刺激的な時期となりました。

5、ベルチャ四重奏団が考える、弦楽四重奏の魅力とは? 

人類が生み出した音楽の中でも、最も深く、美しく、そして挑戦的な音楽を4人の人間が4つの声となって表現することです。それは自由で活発なコミュニケーションによって、絶えず新しいものを究明していくことなのです。

6、札幌のお客様、Kitaraにひとこと。 

私たちの音楽を札幌の皆さまと共有できるのを楽しみにしています。この素晴らしい日本に再び戻って来られることに、本当に感激しています。日本での滞在はいつも魅力的で、札幌と特別な結びつきを持てるのは幸せです。ぜひKitaraに来て、私たちの音楽をお聴きください!皆さまにお会いし、皆さまのために演奏できることを、とても楽しみにしています。 

 

■平成31年1月27日(日)14:00開演 小ホール

〈Kitara室内楽シリーズ〉ベルチャ弦楽四重奏団

 https://www.kitara-sapporo.or.jp/event/dsp.php?num=2966