100倍楽しむ先取りガイド
パイプオルガンと人形劇による
ファンタジックなシェイクスピア・ファンタジー

第1部のプログラム決定!

プログラム

J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ト長調 BWV541
モーツァルト:フランスの歌「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲
        ハ長調 K.265(きらきら星変奏曲)
バード:ファンシー
ラモー:クラヴザン曲集 第3組曲より
     第6曲 ミューズたちの対話
     第8曲 一つ目の巨人
プロカッチーニ:《Kitara》に基づく即興演奏
ヴィエルヌ:「幻想的小品集」より ウェストミンスターの鐘 作品54-6

なお、チラシに掲載の「J.S.バッハ:シューブラー・コラール集より 目覚めよ、と呼ぶ声あり BWV645」は出演者の希望により演奏いたしません。あらかじめご了承ください。

第2部の見どころを映像・人形演出の沢 則行による「あらすじ」と「イラスト」でご紹介!

あらすじ

「夏の夜の夢」は、3つの世界がぶつかったり、まざりあったりするヘンテコで、不思議で、笑えるお話。場所はギリシャのアテネという町。そこにある森で起こるお話なんだ。

ひとつめの世界は、貴族たち。
シーシュース公爵(王さまみたいにエライ人)と、その結婚相手のヒポリタ女王、そして4人の若者、ハーミア、ライサンダー、ディミートリアス、ヘレナ。
ハーミア(女子)とライサンダー(男子)は愛し合ってるんだけど、ハーミアのお父さんのイージーアスは自分が決めたディミートリアス(男子)と結婚しろと怒ってる。ディミートリアスも言われるとおりハーミアと結婚したいんだけど、ヘレナ(女子)はディミートリアスが大好き…たいへんだな~。

あらすじイラスト1枚目

ふたつめの世界は、町の職人たち。
家を建てる大工のピーター、機械を直すニック、洋服をつくるフランシス、そして、料理人のスナッグ。
公爵の結婚パーティで、お祝いの芝居をうまく演じて、賞金をもらおうとがんばって稽古している。でも、もともとガチャガチャのやかましいヤツらで、なかなかうまく行かないんだ(^o^)

あらすじイラスト2枚目

みっつめの世界は、深い森の奥。
妖精の王さまオーベロンと、女王タイターニアが夫婦ゲンカのまっさいちゅう!
オーベロンはちびっこ妖精のパックに命令して、魔法の花を探しに行かせる。その花のエキスをまぶたに垂らせば、とにかく誰でも愛してしまう♥というマジックなやつ。それを使って奥さんのタイターニアにドッキリをしかけよう、ついでに貴族の恋人たちのゴタゴタもなんとかしよう、って作戦なんだ。パックは花を見つけるんだけど、オッチョコチョイだから、まちがった相手にエキスを垂らしちゃう…もちろ~ん、世界は大混乱さ~!

あらすじイラスト3枚目

本公演では色々な楽器が登場!それぞれの特徴を見てみよう!

楽器紹介
パイプオルガン写真

パイプオルガン
Kitaraのシンボル。
フランスのアルフレッド・ケルン社製。
パイプの数はなんと4,976本(よくなる)!
北海道の針葉樹林をモチーフにしたデザインが施されている。
2020~21年にオーバーホールを行い、より一層美しく輝きの増した音になった。

チェンバロ写真

チェンバロ
16~18世紀のバロック期にヨーロッパの宮廷や貴族の館で使われていた楽器。
Kitaraのチェンバロはミートケ・モデル(ブルース・ケネディ製作)。
ピアノに似ているが、音の質や仕組みが違う。
ピアノは中にあるハンマーが弦を叩いて音が出るが、チェンバロは爪で下から弦を引っかくことで柔らかく優雅な音が出る。

ポジティフオルガン

ポジティフオルガン
移動可能な小型のパイプオルガン。
Kitaraが札幌市内小学校で行っている「アウトリーチコンサート」などで音色を聴いたことがある方もいらっしゃるのでは?

リハーサルの様子や出演者メッセージをのぞき見しよう!

ムービー

#1.メイキング1回目

#2.沢 則行 メッセージ

#3.メイキング2回目

#4.ニコラ メッセージ

#5(全5回) Coming Soon

出演者をご紹介!

出演者
二コラ・プロカッチーニ写真

オルガン/ニコラ・プロカッチーニ
(第22代札幌コンサートホール専属オルガニスト)

沢 則行写真

映像・人形演出/沢 則行
© Lize Puppet Art Colony

磯貝 圭子写真

語り、パック/磯貝 圭子

ハーミア、ピーター/縣 梨恵
ヘレナ、スナッグ/会田 優子
ライサンダー、フランシス/佐藤 颯
ディミートリアス、ニック/後藤 克樹