専属オルガニスト紹介

Kitaraのシンボル的存在、大ホールのパイプオルガンの魅力を広く深く活用し、世界へ向けて発信するKitara専属オルガニストを、ヨーロッパより毎年招聘しております。 これまで10人の若く才能豊かなオルガニスト達を迎えました。彼らは一年間Kitaraでの専属オルガニストとしての活動をきっかけに大きく成長し、魅力あふれる音楽家として羽ばたいてゆきました。今年も世界各地で活躍するオルガニスト達をご紹介致します。

  • 12 ローラン=シプリアン・ジロー
  • 11 シンディ・カスティーヨ
  • 10 シルヴァン・エリ
  • 09 ギラン・ルロワ
  • 08 イェンス・コルンドルファー
  • 07 マテュー・マニュゼスキ
  • 06 ジャン=フィリップ・メルケール
  • 05 モニカ・メルツォーヴァ
  • 04 フアン・マリア・ペドレロ
  • 03 ファッサン・ラスロ
  • 02 イヴ・ラファルグ
  • 01 パスカル・マルソー

12代目 ローラン=シプリアン・ジロー [ Laurent-Cyprien Giraud ] 2009.9~

ローラン=シプリアン・ジロー

1982年フランス生まれ。国立ニース地方音楽院にてオルガンとエレクトロ・アコースティック音楽の作曲を学ぶかたわら、ニースのサン・ピエール・ダレンヌ教会オルガニストを務める。

2005年リヨン国立高等音楽院にて、フランソワ・エスピナス、リースベット・シュルンベルジェに師事。同年、ニース音楽研究国際センターでエレクトロ・アコースティック音楽の入門ワークショップを行い、教育活動にも携わる。08年にはオリヴィエ・ラトリーのマスタークラスを受講。

06年より、リヨンのサン・ジャン大司教教会オルガニストを務め、フランス国内の教会等で多数の演奏会に出演するほか、08年からはトゥールーズのオルガンフェスティヴァルや、フェスティヴァル・プレザンス・ド・ラジオ・フランスにて、アンサンブル2e2m、リール国立オーケストラと共演。

毎シーズン「ヨーロッパ文化遺産の日」においてオルガンの振興プロジェクトに参加するほか、LACIE(ヨーロッパ・アイデンティティ構築のための芸術実験室)会員としても活動。

09年9月、第12代札幌コンサートホール専属オルガニストに就任。

11代目 シンディ・カスティーヨ [ Cindy Castillo ] 2008.9~2009.8

シンディ・カスティーヨ

ベルギー出身。12歳よりベルギーの作曲家、ブノワ・メルニエのクラスで、オルガンを学び始める。

2000年、ベルギー全国コンクール「アクシオン クラシックス2000」オルガン部門第1位。ブリュッセル王立音楽院に入学し、オルガニストで音楽学者のジャン・フェラールのオルガンクラスでプルミエ・プリを獲得。

05年にフランス国立ストラスブール地方音楽院のクリストフ・マントゥーのクラスにおいて、審査員全員一致でオルガン専門免状を取得。06年ベルギー・ナミュール音楽教育学院において、最優秀の成績でオルガン学士号を取得。

その後、パリ国立高等音楽院オルガン上級養成免状課程にてミシェル・ブヴァールとオリヴィエ・ラトリーに師事。 ブリュッセルの聖カトリーヌ教会オルガン正オルガニスト、ドミニコ会国際共同体大オルガン正オルガニストを務めるほか、07年からフランス・オーベルヴィリエのノートルダム・デ・ヴェルテュ教会正オルガニストも務めている。ウォルウェー=サン=ランベール・アカデミーにてオルガンを教え、後進の指導にも携わっている。

08年9月、第11代札幌コンサートホール専属オルガニストに就任。

10代目 シルヴァン・エリ [ Sylvain Heili ] 2007.9~2008.8

シルヴァン・エリ

フランス出身。バール・ル・デュック市立音楽学校でティエリ・コラスにピアノを師事、フランソワーズ・ベルフルールの元で研鑽を積む。

1989年国立ランス地方音楽院でオルガンを始め、オリヴィエ・ラトリー、ジャン=フィリップ・フェッツァーに師事し、94年に金メダルを受賞。優秀な成績で1995年に上級学士号を、さらに1996年ピエール・メアのクラスにおいてプルミエ・プリを獲得。

1997年リヨン国立高等音楽院に入学し、ジャン・ボワイエに師事。2000年音楽高等教育国家免状並びにオルガン教員免状を取得。

ランス大聖堂代理オルガニストを経て、サン・レジェ・ド・ランス教会のガルニエ製大オルガンの正オルガニストを務める。音楽教育及び伴奏に高い関心を持ち、ランス市立音楽学校及びオワニー市立音楽学校においてオルガンを教えるかたわら、声楽クラスの伴奏者も務める。演奏活動も積極的に行い、ヨーロッパ各国で定期的にコンサートに出演している。

07年8月札幌コンサートホール第10代専属オルガニストに就任。

9代目 ギラン・ルロワ [ Ghislain Leroy ] 2006.9~2007.8

ギラン・ルロワ

フランス出身。中等教育においてピアノとオルガンと記譜法を学ぶ。
2001年~2003 年、ルイユ-マルメゾン国立地方音楽院でフランソワ=アンリ・ウバールに師事、各学科首席で卒業。

2004年、ジャン-フランソワ・ジゼルのもと、パリ国立高等音楽院でハーモニー賞を受賞。
リヨン国立高等音楽院ではジャン・ボワイエ、リエズベット・シュランベルジェ、ルイ・ロビリヤールそしてフランソワ・エスピナスに師事する。

第5回パリ市主催オルガン国際コンクールでグランプリを受賞。この賞によって22歳にして国際舞台へ躍り出た。定期的にフランスの主立った教会でコンサートに出演する他、ヨーロッパやロシアの幾つもの大きなフェスティバルに招待されている。

レパートリーは17世紀のものから今日のものにまで多岐に渡っており、現代オルガン曲の普及にも努めている。

8代目 イェンス・コルンドルファー [ Jens Korndörfer ] 2005.9~2006.8

イェンス・コルンドルファー

ドイツ出身。14歳よりオルガンを学ぶ。
2002~2003 年、パリ国立高等音楽院オルガン科において、ミシェル・ブヴァール及びオリヴィエ・ラトリーに師事し、オルガン解釈を学ぶ。

2003年からオーベルヴィリエのノートルダム・デ・ヴェルテュ教会専属オルガニストに就任。2004年、バイロイト音楽院を最優秀の成績で卒業。上記の音楽院で学ぶ一方、ミシェル・シャピュイ、トン・コープマンらにも師事、研鑽を積む。

演奏活動としては、ブールジュ大聖堂、トゥールーズのオーギュスタン美術館、ジャンティーイのノートルダム大聖堂、ザールブリュッケンのキリスト教会堂、バードキッシンクの救世主キリスト復活教会などでリサイタルを行ってきた。
フランスへ帰国後、パリ国立高等音楽院を最優秀の成績で卒業。

2007年9月よりアメリカのオベーソン音楽大学でオルガンの指導に携わる。さらにオハイオ州オベーリンの教会オルガニストを務めるかたわら、J.D.クリスティのもとで研鑽を積んでいる。

7代目 マテュー・マニュゼスキ [ Mattieu Magnuszewski ] 2004.9~2005.8

マテュー・マニュゼスキ

フランス出身。サントメール国立音楽学校でフランソワ・ボックレのオルガンクラスに学び、審査員の全員一致により金メダルを獲得し卒業。国立ランス地方音楽院のピエール・メア・クラスに入学、金メダルを獲得し、音楽養成部門でも2位を獲得。

パリ国立高等音楽院のオリヴィエ・ラトリー及びミシェル・プヴァールのオルガンクラスに入学。サンジェルマン・デ・フォセ・コンクール及びアンジェ芸術アカデミー・グランプリにおいて決勝に進出。

2002年から、オーベルヴィリエのノートルダム・デ・ヴェルテュ教会大オルガンの専属オルガニストの一人として活動。
フランスへ帰国後、パリ国立高等音楽院で教育法を学ぶなど研鑽を積んでいる。

6代目 ジャン=フィリップ・メルケール [ Jean - Philippe Merckaert ] 2003.9~2004.8

ジャン=フィリップ・メルケール

ベルギー出身。18歳でプロ・シヴィターテ全国コンクールにおいてプルミエ・プリを獲得し、国立ワロニー室内管弦楽団と共演。また、フランスのカンブレー国立音楽学校にて金メダルを獲得。

パリ国立高等音楽院に入学し、オルガン演奏高等教育免状取得コースにてミシェル・ブヴァール、オリヴィエ・ラトリーに師事。

ヨーロッパ各地でコンサート及びリサイタルを多数開催するほか、2001年にはANFOL(国立典礼オルガニスト養成協会)主催の夏季研修においてオルガン教授を務める。

帰国後はパリ高等音楽院で更に研鑽を積み、ベルギー王立高等音楽院で作曲法の学士号を取得するほか、教育活動にも携わっている。また、ベルギーほかヨーロッパ各地で定期的に演奏会にも出演している。

5代目 モニカ・メルツォーヴァ [ Monica Melcová ] 2002.9~2003.8

モニカ・メルツォーヴァ

スロヴァキア出身。コシチェ音楽院を卒業後、ウィーン音楽芸術大学にて音楽学士号を取得。パリ国立高等音楽院オルガン上級コースにて、オリヴィエ・ラトリーとミシェル・ブヴァールに師事。

ブラティスラヴァ国際コンクール第1位をはじめ、リスボン・ユネスコ・コンクール特別賞など、数々の国際的な賞を受賞。

2003年のPMFでは尾高忠明指揮の札響と共演。帰国後はヨーロッパ各国で演奏活動を行うほか、ノルマンディーのコンセルヴァトワール等で音楽教育に携わる一方、パリのサン・マルタン・デ・シャン教会の専属オルガニストを務めている。また、ヨーロッパ各地で演奏活動を行っている。

4代目 フアン・マリア・ペドレロ [ Juan María Pedrero ] 2001.9~2002.8

フアン・マリア・ペドレロ

スペイン出身。バルセロナのリセオ高等音楽院でオルガンとピアノを学ぶ。オルレアン国立音楽院に留学、フランソワ=アンリ・ウバールに演奏技術と即興演奏を学び、プルミエ・プリを受賞。奨学金を得て、パリのマリー=クレール・アランに師事。フランス全音楽院オルガンコンクールで1位受賞。

2002年のPMFでは、シャルル・デュトワ指揮PMFオーケストラの全国ツアーで共演。

現在、コルドバのコンセルヴァトワールでオルガンの講師を務める。フィリピン、マニラでの国際音楽祭で演奏するなど各国で活動している。

3代目 ファッサン・ラスロ [ Fassang László ] 2000.9~2001.8

ファッサン・ラスロ

ハンガリー出身。リスト音楽院にてオルガン奏者、オルガン教授の資格を取得後、パリ国立高等音楽院にて、オルガンをオリヴィエ・ラトリー、ミシェル・ブヴァールに即興演奏をロイク・マリエに師事。

オルガン作品の演奏に加え、即興演奏の伝統も保つことも重要と考え、ジャズや民族音楽など異なった分野を通じて、楽器の可能性を最大限に引き出すことにも力を注いでいる。

帰国後、ヨーロッパを中心に各地で演奏活動を行うほか、 2004年シャルトルの国際オルガンコンクールでグランプリを受賞。2006年にフランツ・リスト賞を受賞。
現在はブダペストを拠点にヨーロッパ、アメリカ等で演奏・教育活動を行っている。

2代目 イヴ・ラファルグ [ Yves Lafargue ] 1999.9~2000.8

イヴ・ラファルグ

フランス出身。リヨン国立音楽院で高等音楽学国家免状を取得。ブローニュ=ビヤンクール音楽院にて音楽教育及び音楽分析の、パリ国立高等音楽院にて和声学及び対位法のプルミエ・プリを取得。

作曲活動にも力を注いでおり、2000年にはフランス・モワサク修道院の「宗教音楽コンクール」で最高位(1位なしの2位)の栄誉に輝いた。

フランスへ帰国後、オルガンの指導の資格を得て、グルノーブル国立地方音楽院でオルガンの指導にあたり、現在リヨン国立地方音楽院で教鞭をとっているほか、2006年4月よりノートルダム・ド・フルヴィエール・バジリカ大聖堂(リヨン)のオルガニストを務める。

初代 パスカル・マルソー [ Pascal Marsault ] 1998.9~1999.8

パスカル・マルソー

フランス出身。トゥール大学、パリ国立高等音楽院及びアムステルダム・スヴェーリンク音楽院において音楽を学び、オルガンをミシェル・ブヴァール、オリヴィエ・ラトリーに師事。

2000年にオルガン部門のプルミエ・プリ、高等養成免状(DFS)を取得する。

フランスへ帰国後、サンタンヌ・ドーレイ大聖堂の専属オルガニスト、サンタンヌ・ドーレイの宗教音楽センターディレクターに就任。パリ国立高等音楽院で教育学の学位を取得し、ツーロンのコンセルヴァトワールで芸術教育の教師を務めるほか、各国で演奏活動を行っている。