困ったときは?
レセプショニストにお尋ねください
コンサートホールにのぞまれる、最も単純にしてむずかしいテーマです。
屋内で人が耳にする音は、直接音(発せられた音そのもの)と反射音(壁や天井にぶつかって返ってくる音)から成り立っています。人の耳には区別はできませんが、直接音の0.1秒後に生じる反射音(初期反射音)が重なるとき、厚みが加わったすばらしい音として聞こえます。この初期反射音を全体に均等にゆきわたらせることは、ホールが大きくなるほどにむずかしくなり、音響設計の技術力が問われます。

調整室
Kitaraの音響設計では、コンピューターを駆使して30通りもの初期反射音のシミュレーションをくりかえしてきました。そして試行錯誤すること3年、曲線の反射壁を客席にも設置することで、最高の音響効果を獲得したのです。反射壁には道産のやわらかな木材を使用、緻密な計算に基づいたその曲線は、場所によって異なるカーブを描いています。
さらに、オーケストラが発した音をホール全体に拡散させるため、ステージの上に全体幅17mの巨大な音響反射板をつり下げています。従来の反射板は、細分化したアクリル板を使用していましたが、Kitaraは軽量コンクリート製の反射板4枚を組み合わせてステージ上部をすべてカバー。世界的にも珍しい試みによって実現したやわらかで重厚な響きは、ワインのように年とともに熟成を加え、世界の名だたるコンサートホールにも肩をならべるときがくることでしょう。
アーティストラウンジ
リハーサル室
楽屋
演奏家のステージは、スポットライトを浴びる前からはじまっています。
国内外の一流演奏家たちに緊張感の持続と適度なリラックスを感じていただくために、バックステージにも気を配っています。ゆったりと落ち着いた雰囲気の楽屋、3ヶ所のアーティストラウンジ、そしてリハーサル室は大小あわせて3室を用意しました。
また、楽器類ではあらゆる演奏家が個性を最大限に発揮できるよう、内外の名品をコレクト。コンサートグランドピアノはスタインウェイ、ベーゼンドルファー、ヤマハ、カワイなど。
リハーサル室や、一部の楽屋にもグランド、アップライトピアノを備えています。チェンバロは、1702年製ジャーマンタイプ・ミートケモデルに基づいて、ブルース・ケネディが製作したものです。
さらに大ホールのオルガンに加え、大リハーサル室・小リハーサル室Aには小型オルガン、移動可能で、公演、リハーサルにも使用可能なポジティーフオルガン2台と、ニーズに合わせて4台を用意しました。




























